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昇段レポート 湯本 浩彦 初段(2013年3月3日取得)

湯本浩彦

湯本 浩彦
初段(静岡本通道場)2013年3月3日取得

 

この度、公認審査受審の機会と初段合格を頂き、大石代悟最高師範に心からの御礼を申し上げます。また、日々お世話になっている長澤一成師範にも同じく心から御礼を述べさせて頂きます。

長澤師範指導のもと懸命に稽古する道場生を見て、心がざわめいてから六年、多くの先輩や仲間達と、日々充実した稽古が出来ることを幸せに思います。

自分は”あきらめない心”と真逆の”あきらめる心”で稽古をしていたように思います。今日は稽古に行きたくないなと思ってしまったら、稽古を休むことをあきらめました。組手の稽古で強い先輩の前に立った時、逃げることをあきらめました。楽をしたいなと思う時、その気持ちをあきらめて、やるしかないと思いました。

公認審査を終えた時、自分は納得出来ない気持ちが残り、わがままを言って再審査をお願いしました。

翌日から稽古を始めて、全てを全力で行う事にこだわり、再審査の二日前までそれを続けました。その時、自分が言っている”あきらめる心”は、”覚悟”だったのだと気付きました。そして、再審査を終えた今、自分が学んだことは、覚悟だけでは足りないということでした。

自分には絶対にあきらめたくないことがあります。それは、家族をはじめ自分が大切に思う人々を守りたいと思う気持ちです。

六年前に強くなると決めて始めた極真空手、まだまだ遠い道のりですが、極真空手を始めて様々な人と出会い、道場で共に汗を流し身体と心を鍛える日々が、今の自分を力強く支えてくれています。

最後になりますが、このような極真空手を創設してくださった大山倍達総裁に心から感謝し、今後も絶えることなく努力を継続することを誓います。

有り難うございました。

押忍

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