昇段レポート 富島 忠昭 初段(2014年3月2日取得)
富島 忠昭
初段(加古川道場)2014年3月2日取得
このたび、大石最高師範より初段を頂きました事を、心よりお礼申し上げます。
平成26年3月1日、66歳の誕生日の翌日に公認審査会を受けさせて頂きました。吉崎支部長に応援して頂くも、柔軟・基本・型・補強・10人組手、どれをとっても満足のいく状況ではなく、特に10人組手においては、相手になって頂いた諸先輩の方々の動きにまったく反応できず、自分にとって惨憺たる状況になってしまいました。
28年前、山梨支部に入門し最高師範にご指導頂きましたが、3年後に転勤の為やむなく退会し、兵庫に戻ってからは空手とは無縁の会社員生活を送っておりましたが、平成21年9月に私の住む地域での台風災害がTVで報じられたとき、その様子をご覧になられ心配して下さった最高師範からのお電話の1本が、極真空手を再度始めるきっかけになったのです。そのお電話のとき、兵庫支部・加古川道場があると教えて頂き、早速入門致しました。
約21年のブランクの間、再び極真空手ができるとは考えてもいませんでした。まして黒帯を頂ける事など、夢のまた夢でした。当初は片道2時間、往復4時間の道のりに、このまま続けて行けるのか不安でしたが、極真空手への思いが私を動かし、また、加古川道場では支部長をはじめ、先輩の方々、道場生の皆様のご協力をいただき、ここまで来る事ができました。本当に感謝しております。
最高師範の言われる「60代は60代の空手」を目指し、すべて初心に戻り、教えて頂いたお話、及び動きの一挙動を忠実に後輩に伝えることが、私の使命と考えております。これからも今までどおり、加古川道場の一道場生として稽古に励む所存です。これからもご指導をよろしくお願い申し上げます。
押忍