大石範士 イラン指導遠征 2月25日~3月5日 (Hanshi Oishi in IRAN, seminar and Oishi cup 2018)
2018年02月25日~03月05日、大石範士がイランへ指導遠征をされました。
(帯同・橘師範 中山ルイス先輩)。
範士二度目のイラン遠征。今回も空港での熱烈な歓迎に始まり、 中東各国から200名が参加したセミナーにおいては、準備運動から基本稽古、型の指導をされました。
大会は、アフワーズにて開催(男性と女性は別会場)。
少年部や中学生は、ヘッドギアこそ付けるものの、一般部と同じ素手素足の試合(壮年部や女子も)。 一般部はもちろん、どのクラスも非常に迫力ある試合が展開され、範士も『これが極真空手だ』と感想を述べられていました。セミナー・大会を通じて、今迄面識の無かった中東諸国の責任者の多くとも顔を合わせ、意見を交わしました。その中で、バールマン師範の熱意と交友関係の深さを知ると共に、総極真の未来を見据えた前向きな議論が多くあり、非常に有意義なものとなりました。移動途中、立ち寄った町では、クラブで極真空手を取り入れている学校で全校生徒上げての歓迎。学校関係者と歓談すると共に、多くの生徒の前で範士はスピーチされました。イスファハーンに於いては、名所を巡りながら、新しく総極真に加盟する道場の責任者と食事。
夜には、映画館を借り切っての交流セミナーが開催。オリジナルのショートフィルムが流れる中、イスファハーン地区道場生の演武や、責任者や指導員、道場生の表彰も行われました。大雪降り積もる中を抜けたかと思えば汗ばむ陽気。見渡す限りの地平線かと思えば突然切り立つ岩山。不思議な国、イランにおいて、前回よりも遥かに大きな収穫が得られた遠征であったと思います。
押忍
~フォトアルバム~