田原 幸彦 師範 Yukihiko Tahara
プロフィール
Profile
1961年 | 9月24日生 |
1976年 | 4月 沼津大石道場入門 |
1993年 | 11月 御殿場道場責任者拝命 |
1995年 | 4月 裾野道場開設 |
1999年 | 4月 小山道場開設 |
2000年 | 9月 湯河原道場開設 |
2002年 | 12月 四段 |
2003年 | 4月40人組手完遂 |
2009年 | 2月15日 昇段審査受審 五段位昇段 |
現在 | 大石道場副委員長 |
1975年中3の時、強さに人一倍憧れ「空手バカ一代」を何度も読み返す。高校進学も、両親や校長先生の心配を押し切り、道場近くの学校に入学する。
1976年4月、憧れの大石道場に入門を許される。当時住んでいた小山町須走の自宅から、バスと電車を乗り継ぎ片道2時間かけて道場に通った。当時の稽古は沼津市体育館や香稜体育館、時には三島の公園等で行っており、毎回ドキドキしながら稽古に参加した。
3回目の稽古の時、初めて師範にお会いした。体がジーンと熱くなった。稽古後、師範が言われた。
「先生は、来週の稽古は来れないかも知れない。山梨の道場に道場破りが来るから。」
「皆んなはケンカしてはいけないよ。でも売られたケンカは負けてはいけない。」
子供の自分には天にも昇るような言葉であった。やっぱりすごい。白帯の自分が、帰りには黒帯になった気分で大股で町を歩いた。それから自分は人とは違う特別の世界に入ったのだという思いが自分を強くしてくれた。
学校が終わり、いつものように道場で自主練をしている時に師範がいらっしゃり、
「君はどこから来ているんだ」と聞かれ、
「押忍、須走という所です」と答えると、
「黒帯になったら道場をやるんだよ」と励まして頂いた。
まさか15年後、現実のものになるとは夢にも思わなかった16歳であった。
指導方針
少年部
スズメでなくタカ(鷹)になれ。
礼節を学び、自信と勇気を身に付け、日本を担うたくましい大人に成長して欲しい。
と念願しています。
一般部
武の道を道場の外でも実践し、自分の運命を良き方へ変えてしまう。
真の極真空手道を歩いて頂きたい。